「読書感想文の書き出しが分からないから感想が書けない!」

読書感想文に嘆いている小学生、中学生の姿が見えてきそうです。

夏休みの課題で厄介なのが、この「読書感想文」

本を読むのが好きな人ならまだマシかもしれませんが、
本を読むのもキライ、感想文を書くのもキライ!な人であれば、
ストレスの他何ものでもありません。

早く過ぎ去って欲しい、でも書かなければ感想文提出も出来ない。

そんな、読書感想文の書き出しでつまずき、書き方が分からない人に向けて
この記事では、書き出しのコツと例文をご紹介していきます!

読書感想文をサッサと書いてしまって残り少ない夏休みを満喫しましょう!



読書感想文の書き出しのコツについて

早速、読書感想文の書き出しのコツについてご紹介していきます。

これからご紹介していく書き出しのコツは、私がいくつか
読書感想文を見てきて最も書き出しやすいものを厳選してご紹介しているものです。

ぜひ、読書感想文の書き出しにお役立てください。

書き出しのコツ1 「起承転結」を意識して書き出す



まず、スタンダードな書き出しが「起承転結」を意識した書き出しのコツになります。

起承転結とは、簡単にいうと本の内容、ストーリーを段落で区切った構成を指します。

起・・・ストーリーの始まり
承・・・始まりの続き
転・・・逆転、サプライズが起こる
結・・・結論

この「起」にあたる始まりの部分を感想文の書き出しに使います。

このコツによって、ストーリーの始まり部分を簡単に書き出すため、
書き出しを何にしようかネタを探す手間がなくなり、悩みもなくなります。

さらに、始めり部分を書き出せば読み手にとっても
本の全体像がイメージしやすくなり、次の展開が気になります。

書き出しを本の始まり部分で埋めることで、
そのまま、感想にもつなぎやすく、スラスラと書けるようになります。

書き出しのコツ2 読書感想文に選んだ理由を書く

こちらもスタンダードな書き出しのコツになります。

読書感想文に選んだ本があると思いますが、なぜその本を選んだのでしょうか。
必ず本を選んだ理由があると思います。

その選んだ理由をそのまま書き出しとして使います。

すると、理由はすでにあるはずなので書き出すことができ、
書き出しに悩む手間も省けます。

さらに、書き出しに理由を書くことで、あなたの考えや
本に対する思い、思い入れが読み手にも伝わり、読み進めたくなります。

選んだ本に対する思いが大きければ大きいほど、
理由も壮大になり、読み手も感動を受けるかもしれません。

書き出しのコツ3 印象に残っているエピソードから書き出す

本の内容で、必ず印象に残っているエピソードが1つや2つあると思います。

・感動したエピソード
・人に話したくなるエピソード
・うんうんとうなずいてしまったエピソード
・つい納得してしまったエピソード
・涙がこみ上げてきたエピソード

などなど、なんでも構いません。
そのエピソードを書き出しに持ってくると、読み手も同じく共感し、
その先の展開、本の内容が気になってしかたなくなり、読みたくなります。

なぜなら、そんなに感動した、涙がこみ上げるほどのエピソードが
書かれた本を読まないはずがありません。

人間は共有、共感したい生き物です。
自分も同じ経験をしたいと思う生き物です。

エピソードが感動的であればあるほど、読み手の姿勢は前かがみになることでしょう。

書き出しのコツ4 本の説明から書き出す

書き出しがイマイチ分からない人におススメのコツです。
本を一通り読んでみて、簡単な概要、本のあらすじを書き出します。

起承転結に少し似ていますが、それよりももっとざっくりと
アバウトにした書き出しのコツと考えればイメージしやすいかもしれません。

誰でも書けるコツですが、読み手にとっては少し
感動や驚きは少ないかもしれません。

書き出しのコツ5 本の主人公と自分を比較して書き出す

こちらも良く見かけるコツになります。

本に登場する主人公、性格や見た目、目的や目標、
本の中での立ち位置などなど、主人公を表すさまざまな「要素」と
あなたを比較して、その結果を書き出すコツです。

主人公とあなたを比較して、何が違いましたか?
何か違う点はありましたか?すべて同じでしたか?

比較するポイントはいくつかありますが、
比較してみて、何か違う点があったと思います。

その比較を書き出すことで、
主人公や本の内容よりも、あなたに対する興味が読み手は沸き始めます。

読書感想文は、本の内容や主人公のことをつらつら書くのが目的ではありません。
あなたの感想を通して、「あなた」という人を知ることが最大の目的です。

比較は、あなたを知る最たる方法です。

書き出しのコツ6 「否定」を使って書き出す

こちらもインパクトのあるコツで
読み手が次に読みたくさせる方法でもあります。

本の内容で、納得がいかない、考えられないエピソードがあったとします。
そのエピソードを否定する形で書き出すコツになります。

人間は否定を好まない生き物です。
しかし、人が否定を使っているとつい「気になる」ものです。

気になって、何が起きているのか、どうなっているのか
自分自身で確かめたくなります。

否定には、相手の興味を向けさせる効果が実はあります。

読書感想文の書き出しの例文について



読書感想文の書き出しのコツをご紹介してきました。
次に、お待ちかねの書き出しの例文をいくつかご紹介したいと思います。

今日は例文を4つご紹介しますので、
読書感想文の書き出しの参考にしてみてください。

書き出しの例文1 選んだ理由の例文

まず、読書感想文に選んだ本の理由を書き出しに使う時の例文についてです。

例えば、あなたがスポーツが大好きで、スポーツに関する課題図書を読書感想文に
選んだと仮定して例文を作ってみます。

私がこの本を読書感想文の題材に選んだ理由は、昔からスポーツが大好きで
特に野球が好きで部活にも入部し毎朝、毎晩練習にはげんできました。
しかし、最近思うように体が動かず、同じ練習をする友人に差を付けられてしまい悔しい思いをしていました。
そんな矢先、この本と出会い、主人公の影でずっと努力して練習する姿や、
家から帰っても野球に関する勉強をする姿に惹かれ、この本を読むことで
自分に足らないものが何なのか、何をすれば昔みたいに体が動くようになるのか勉強することができると思い、
この本を読書感想文の題材に選びました。(全252文字)

理由を書くコツは、とても書き出しやすいです。一番書き出しやすいかもしれません。

さらにコツとして、あなたが今悩んでいることやつまづいていることを
本を通してどのように感じ、どのようにしていきたいと感じているか、
あなたの思いや考えを素直に書くのもコツの1つです。

書き出しの例文2 感動エピソードの例文

では次に、本を読んでいく中で感動したエピソードを書き出しに持ってくる例文です。

例えば、今までお世話してきた猫が恩返しに助けてくれる本を
読書感想文に選んだと仮定して例文を作ってみます。

私は、本に登場する猫が、主人公(飼い主)の優しさや猫への愛情を受け止め、
最後に、感謝の気持ちを込めて猫の恩返しをする姿にとても感動しました。
私は猫は飼ったことがありませんが、この本を読んで猫が好きになり飼いたくなりました。
その理由として、・・・続く(全111文字)

本の中で感動したエピソードと感動してどうしたいと思ったかまで書くと
あなたの感想を読み手もくみ取ることができます。

本を通して、感動するポイントはあると思うので、書き出しやすいコツの1つです。

書き出しの例文3 主人公と比較する例文

続いては、本に登場する主人公とあなたを比較する書き出しの例文です。

例えば、お年寄りと主人公との触れ合い、社会に貢献する姿を描いた本を
読書感想文に選んだと仮定して例文を作ってみます。

私は、この本に登場する主人公がお年寄りや足の不自由な人に対して、
とてもやさしい行動を取る姿に感動を覚えました。
私はお年寄りや不自由な人を見てもなかなか手を出したり声をかけたり出来ませんでした。
しかし、この本の主人公を通して、お年寄りとのふれあい、お年寄りからもらう感謝の言葉や
笑顔を見ていると少しでもお年寄りの役に立つ人になりたいと思いました。
このように、少しでもお年寄りに役に立つ人になりたいと思うようになったきっかけは・・・続く
(全214文字)

比較は、書き出しやすいコツだと思います。
主人公とあなたを重ねて何が違うか、違う点について書き出せばよいだけです。

ぜひ、使ってみてください。

書き出しの例文4 内容を否定する例文

最後に、本の内容について否定する書き出しの例文です。

例えば、戦国時代にタイムスリップする本を読書感想文に選んだと仮定して例文を作ってみます。

私は、昔から歴史や戦国時代などの本が好きで良く読んでいましたが、
この本の戦国武将はとてもカッコ悪い!今まで戦国時代の本を読んできた中で一番最低だと思いました。
その理由は・・・続く(全80文字)

今まで読んだ本と今回の本を比較して、最低もしくはあまり良くない部分をピックアップして
書き出すコツですが、意外に書きやすく、読み手も次が読みたくなる魅力があります。

ぜひ、参考にしてみてください

読書感想文の書き出しのコツ、例文について まとめ

読書感想文の書き出しのコツ、例文についてご紹介してきました。

コツをいくつかご紹介してきたので、あなたに合った
書き出しやすいコツを参考にお役立ていただけたらと思います。

また、例文もこのパターンを当てはめて書き出せば、
悩むことなく、スムーズに書き出し、感動文もすべて書き終えることができると思います。

書き出しのコツ、例文を駆使して、
読書感想文を早めに終わらせて、夏休みを満喫しましょう!