アレシボ・メッセージ




あなたは「アレシボ・メッセージ」をご存知でしょうか。

2018年11月16日、アレシボ・メッセージの44周年を記念して、
Googleロゴがアレシボ・メッセージに変更されていました。

アレシボ・メッセージは一体何なのでしょうか。
幾何学的な「図形」「文字」のようにも見えますが。

このブログでは、アレシボ・メッセージが気になる方に、
アレシボ・メッセージの定義や内容、解読結果、理由などを分かりやすくご紹介していきます!

アレシボ・メッセージが気になる方は、ぜひ読み進めていただけたらと思います。



アレシボ・メッセージとは何?定義について

まず初めに、アレシボ・メッセージって何とご存知ない方に、
アレシボ・メッセージの定義についてご紹介していきます。

アレシボ・メッセージとは、
プエルトリコにある「アレシボ電波望遠鏡」から1974年11月16日に宇宙人に向けて、
送った際に用いた「メッセージ」というのが「アレシボ・メッセージ」

このアレシボ・メッセージは、ヘルクレス座の球状星団M13に向けて送られ、
今もなお宇宙人からの返信を待っている状態で44周年という月日が流れました。

つまり、簡単に説明すると
宇宙人と交信するために開発した電波、それがアレシボ・メッセージ

アレシボ・メッセージが開発され、送信に成功した時は、
人類史上初の快挙として、世界的にも非常に話題になりました。

そんなアレシボ・メッセージは、どんなメッセージなのでしょうか。
そして、アレシボ電波望遠鏡とはどこにあって、どんなものなのでしょうか。

初めて聞く方は、謎が深まる一方かと思いますが、
一つずつアレシボ・メッセージの疑問点を解決していきたいと思います!



アレシボ・メッセージの内容や解読結果について

アレシボ・メッセージはどのような構造をして、
どのような作りをしているのか、そのアレシボ・メッセージの内容を調べたいと思います。

アレシボ・メッセージは2進法、10進法の数列で構成されており、
1679文字(23行×73列or73行×23列)の配列を用いて意味のある図形や絵柄を表現させています。

その1679文字を用いて表現している図形が以下となります。

不思議な図形ですね。

それぞれの色、図形から解読すると意味のあるメッセージとなり、
宇宙人へ発信した電波を読み解くことができます!

メッセージの中のいくつかを解読すると、DNAの構成元素「水素」「炭素」「窒素」「リン」を
意味するメッセージが隠されていたり、さらに、DNAの構造を意味する組成式が隠されていたりと、

アレシボ・メッセージは、
我々「人間」の存在や構造を宇宙人に発信した、知らせるためではないかと考えられます。

それを裏付けるかのように下記図の真ん中らへんの「赤い図形」を
よく見ると「人間の形」をしていませんか?そして一番下の「紫の図形」これは電波を発信した天文台と考えられます。

非常に奥が深いアレシボ・メッセージの内容でした。
次に、アレシボ・メッセージを発信したアレシボ電波望遠鏡について調べていきたいと思います。



アレシボ電波望遠鏡について

次に、アレシボ・メッセージを送信した際に用いたアレシボ電波望遠鏡について調べていきます。

アレシボ電波望遠鏡とは、アレシボ天文台にある電波望遠鏡のこと。
建設当時は世界最大の電波望遠鏡であり、世界的にも話題になったことで有名です。

アレシボ天文台はプエルトリコにある天文台で、場所は以下地図から確認することができます。

山の山頂、森に囲まれ人も受け付けないような場所にアレシボ天文台はあります。
こんな人里離れた場所からアレシボ・メッセージは送られた、ということになります。

アレシボ・メッセージの送信理由は、宇宙人との交信のため、
とも言われていますが、なぜ送信する必要があって、宇宙人と交信することを試みたのか。

最も気になる「宇宙人と交信した理由」の謎に迫りたいと思います!



アレシボ・メッセージを使って宇宙人と交信した理由について

最も気になるアレシボ・メッセージを使って宇宙人と交信した理由について迫りたいと思います。

アレシボ・メッセージを使って宇宙人と交信した理由は、
「宇宙人の存在を確かめるため」、ではないかと考えられます。

人間以外にも「未知の生命体」は存在するのではないか。

今では当たり前になりますが、地球以外の惑星が続々と見つかった当時、
地球人のように惑星に住む宇宙人がいてもおかしくないのではないか、という発想のもと、
宇宙人へのファーストコンタクトを試みたのがアレシボ・メッセージの始まりとされています。

そのため、まずは人間の存在を宇宙人に知らせるために、
構成元素や人間の形、メッセージを発信した場所(天文台)を
アレシボ・メッセージという2進法、10進法で構成された電波を用いて送った。

結果、どうなったかというと現在も宇宙人からの返答待ち・・・
切なさも感じますが、宇宙人から返答が来ることを期待したいと思いました。

アレシボ・メッセージのネット、ツイッター上での反応

アレシボ・メッセージのネット、ツイッター上での反応について見ていきたいと思います。

昔からアレシボ・メッセージについて興味を示す人がいたり、
アレシボ・メッセージを使って販促に用いたりと認知度は高いようです。

44周年を迎えたアレシボ・メッセージ。
今後も宇宙人からの返答を待ち続けるのか、それとも宇宙人から返答が来るのか。

アレシボ・メッセージのこれからが気になって仕方ありません。

まとめ

アレシボ・メッセージとは何?宇宙人と交信を試みた電波をGoogleロゴで祝うについてご紹介してきました。

アレシボ・メッセージは宇宙人とコンタクトするために開発された
2進法、10進法で構成された配列であり、その内容は人間のDNA、構成元素や

人間の形を現す図形、アレシボ・メッセージの発信元(天文台)を現していました。
44年前に発信され、44年経過した今でも宇宙からの返答を待つアレシボ・メッセージ。

切なさも感じながら、いつか返答が来てくれることを祈りつつ、
44周年の記念すべき日に立ち会うことができてよかったと思いました。