オスカー・シュレンマーをご存知でしょうか。

2018年9月4日、オスカー・シュレンマーの生誕130周年を記念して、
Googleロゴがオスカー・シュレンマーの顔写真に変更されていました。

オスカー・シュレンマーは何をした人物なのでしょうか?

このブログでは、オスカー・シュレンマーが気になる方に、
オスカー・シュレンマーの人物像や職業、偉業などその軌跡、歴史を分かりやすくご紹介していきます。

オスカー・シュレンマーが気になる方は、ぜひ読み進めていただけたらと思います!




オスカー・シュレンマーとは誰?人物像や職業、偉業について

まず初めに、オスカー・シュレンマーの人物像や職業、偉業について見ていきたいと思います。

オスカー・シュレンマーについての基本情報を下記に記載しておきます。

名前:オスカー・シュレンマー(Oskar Schlemmer)
生誕:1888年9月4日-1943年4月13日
出身:ドイツ シュットガルト
職業:芸術家、画家、彫刻家、デザイナー、バウハウスの教員

オスカー・シュレンマーはドイツの芸術家であることが分かりました。
しかも、その経歴は芸術家と言っても彫刻であったり、教官であったりと

さらには衣装デザインまで手掛け、バウハウスにて演劇工房を担当するなど、
その才能は多岐にわたり、ドイツではその名を知らないほど有名なデザイナーです。

オスカー・シュレンマーの有名な偉業にはバウハウスでの成果があげられます。
オスカー・シュレンマーの作品について次に見ていきたいと思います!



オスカー・シュレンマーの作品について

次に、オスカー・シュレンマーの作品についてご紹介していきます。

オスカー・シュレンマーの作品にはバウハウスでの演芸工房だけでなく、
彫刻を用いた人間工学の授業、作品も非常に有名です。

そして、オスカー・シュレンマーが手掛けた人間工学、演芸を用いた、
モダン・パフォーマンス作品「トリアディック・バレエ」まで講演されました。



オスカー・シュレンマーが手掛けたトリアディック・バレエ

このトリアディック・バレエは非常に世の中に影響を与え、
その後のバレエの固定概念さえも崩し、まったく新しい舞台芸術の始まりとも言われています。

非常に有名な講演であるため、その後鬼才振付家ゲルハルト・ボーナーが完全再現し、
ドイツの1922年に初公演を迎え、その後なんと日本でも公演が行われました。

そのため、当時の日本をご存知の方であれば、このトリアディック・バレエを
見たことがある方も多いのではないでしょうか。

バレエに必要なコスチュームもデザインした作品

バレエに変革をもたらすことも偉業として伝えられ、
尽力してきたオスカー・シュレンマーですが、

バレエにはコスチュームが必要ですが、そのコスチュームも
オスカー・シュレンマーがデザインした作品が存在します。

人間の身体を人間工学的に数学的にとらえ、まったく新しいバレエ、
概念を覆す世界観を演出するためにコスチュームを作成。

バレエに通ずる人であれば、オスカー・シュレンマーの名前も一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

コスチュームの作品集も出ていますので、気になる方は見てみてください。

バウハウスでの作品

バウハウスでの作品には彫刻と人間工学の授業での作品が有名です。
オスカー・シュレンマーは、人間の動きをとらえる空間や色彩、音響など

あらゆるデザインを取り入れ人間工学的授業に結び付けてきました。
芸術と人間工学がやがてバレエや踊りなど人の動きとなってデザインに発展しています。

オスカー・シュレンマーの生涯について

オスカー・シュレンマーの生涯は、「芸術」一筋につながっており、
その偉業、成果は世の中に非常に大きな影響をもたらしました。

この影響は海を越え、日本にも伝わり公演会が開かれるほどになりました。

生涯人生はわずかな期間でしたが、濃厚な日々を過ごし、
新しい世界観まで作り上げるまでに発展しました。

デザインの中でもダンスや踊り、人間工学といったら
動きある人間を対象にしたデザインが主ですので、その方向に進んでいる方、

これから進もうと考えている方は、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
オスカー・シュレンマーに触れることで新しい芸術、デザインの発見があるかもしれません。



オスカー・シュレンマーとは誰?ドイツの画家、芸術家をGoogleロゴで祝う まとめ

オスカー・シュレンマーとは誰?ドイツの画家、芸術家をGoogleロゴで祝うについてご紹介してきました。

オスカー・シュレンマーとは、ドイツが誇る芸術家、デザイン、彫刻家で、
バウハウスでは教官としてデザインの教鞭まで握り、多くの作品をこの世に残してきました。

その中でもバレエ、人間工学的作品は非常に大きな影響を与え、見るものを魅了してやみません。

オスカー・シュレンマーの生誕130周年を記念してGoogleロゴが変わっています。
改めてオスカー・シュレンマーの生涯、人生に敬意を表したいと思います。