「マックス ボルン」という偉人をご存知でしょうか?
2017年12月11日がマックス ボルンの生誕135周年ということで、
グーグルのロゴトップがマックス ボルンに変更されていました。
調べていくとノーベル物理学賞を受賞し、量子力学の立役者というキーワードがヒットしましたが、
では、マックス ボルンとはどういった人なのでしょうか?
このブログでは、マックス ボルンの生誕135周年に敬意を表しつつ、
マックス ボルンの人物像、功績、量子力学についてご紹介していきたいと思います。
マックス ボルンが気になる方は、ぜひ読み進めていただけたらと思います。
マックス ボルンとはどんな人?
それではまず、マックス ボルンの人物像について見ていきたいと思います。
マックス ボルンの基本情報は下記の通りです、
生誕 1882年12月11日(1970年1月5日この世を去りました)
出身 ドイツ帝国、ブレスラウ
職業 教授、研究者
研究分野 物理学
ドイツの理論物理学者として、
研究機関は、「フランクフルト大学」「ゲッティンゲン大学」「エディンバラ大学」
有名大学が名前を連ねている超エリート研究者、ということがうかがえます。
研究分野は物理学ですが、中でも「量子力学」の立役者の1つとして活躍されました。
最近よく耳にする「量子力学」。量子コンピューターなどがこの分野に含まれますが、
では量子力学とはどういった分野なのでしょうか?
次に、量子力学について少し見ていきたいと思います。
マックス ボルンと量子力学について
では次に、マックス ボルンが研究してきた量子力学について見ていきたいと思います。
量子力学とは、一般相対性理論と同じく現代物理学の根幹を成す理論として知られ、主として分子や原子、あるいはそれを構成する電子など、微視的な物理現象を記述する力学である。
引用元: Wikipedia
難しい言葉が続いてよくわかりませんが、
つまり、量子力学とは、電子のように目に見えない小さな状態の観測確率を計算する分野、学問。
例えば、世の中の目に見えるあらゆる物質が存在します。
一方目に見えない物質も存在します。
目に見える物質を分野で述べると「近代科学」と呼ばれ、
電子のように目に見えない小さな物質を研究する分野が「量子力学」となります。
目に見えない電子は、現代社会でコンピューターやスマートフォンなどに大いに活躍し、
実はこの量子力学の考え方が必要不可欠だということをご存知でしょうか。
量子力学によって生まれた量子コンピューター
量子力学の考えを用いて生まれたコンピューターが「量子コンピューター」
一般的なコンピューターに比べ処理速度が遥かに早く、次世代コンピューターとして
注目を集めています。
先ほど、量子は電子のように小さく目に見えない物質だと説明しましたが、
最小単位の世界で計算をすることで、私たちの生活では考えづらい非現実的な処理を進めています。
現代社会で注目をあつめる「AI」や「自動運転技術」といった進化する情報技術、革新的な方法の
先には、量子コンピューターの基となる量子力学の考えも必要不可欠です。
現代社会でも活かされる技術が、1900年代前半に考え出され、
その立役者の1人が、今回のマックス ボルン、という偉人ということです。
マックス ボルンは量子力学の研究でノーベル物理学賞
マックス ボルンが研究分野として行ってきた量子力学。
この研究を通して、1954年ノーベル物理学賞を受賞しました。
ノーベル物理学賞の受賞理由は、量子力学の中でも、特に波動関数の確率解釈の提唱により受賞されました。
画像引用元: Wikipedia
量子は電子などの小さな状態を目に見えないと言いました。
一般的に、目に見える物質の状態は存在しますが、目に見えない以上状態を指すことが出来ないことから、
量子の状態を表す関数として「波動関数」が用いられました。
マックス ボルンを通して、量子力学や波動関数などを調べてきましたが、
量子力学などの物理学に携わる方でないと、波動関数や量子力学といった言葉自体、
中々普段耳にすることもないと思います。
しかし、その道の研究者、携わる方であれば、
マックス ボルンはその道の携わる人にとっては偉人になるかと思います。
マックス ボルンについて、調べてみるとまだまだ知られざる人物像が見えてくるかと思います。
これを機会に調べてみてはいかがでしょうか。
マックス ボルンとは誰?生誕135周年のMax BornをGoogleロゴが祝う! まとめ
マックス ボルンとは誰?生誕135周年のMax BornをGoogleロゴが祝う!についてまとめてきました。
マックス ボルンを調べていくと、量子力学の立役者、ノーベル物理学賞を受賞され、
現代社会の情報技術に大いに基礎となる学問をされていたというのが分かりました。
量子コンピューターなど一般的なコンピューター以上の性能を有するコンピューターは
今後ますます耳にすることがあるかもしれません。
PCからスマホへ情報技術が進化し、その先に待っている技術は「量子」なのか。
今後の進展に目が離せません。非常に興味深い分野を知ることができました。
マックス ボルンの生誕135周年に敬意を表します。