藤田嗣治とは誰?




あなたは「藤田嗣治(ふじたつぐはる)」という人物をご存知でしょうか。

2018年11月27日、藤田嗣治の生誕132周年を記念して、
Googleロゴが藤田嗣治の顔写真に変更されていました。

藤田嗣治は何をした人物なのでしょうか?
Googleロゴには猫とメジャー、眼鏡、ボビン、筆、針が描かれていますね。

これは一体何を意味しているのでしょうか。
藤田嗣治と何か関係を示す道具、生き物であることは推測されます。

このブログでは、藤田嗣治が気になる方に、
藤田嗣治の顔画像やプロフィール、代表作と功績、偉業を分かりやすくご紹介していきます!

藤田嗣治が気になる方は、ぜひブログを読み進めていただけたらと思います!



藤田嗣治とは誰?プロフィールについて

まず初めに、藤田嗣治って誰?何者?とご存知ない方に、
藤田嗣治のプロフィールについてご紹介していきます。

藤田嗣治のプロフィールは下記に記載しておきます。

名前:藤田嗣治(ふじたつぐはる)
洗礼名:レオナール・フジタ
職業:画家、彫刻家
出身:東京府牛込区新小川町(現在の東京都新宿区)
年齢:81歳(1968年1月29日没)
最終学歴:東京美術学校
生年月日:1886年11月27日

日本生まれの画家、彫刻家として活動していた藤田嗣治。

藤田嗣治の作品やこだわりの画風、
世の中への影響力などこれまでの活動内容も気になるところですが、

藤田嗣治はどんな顔をされているのでしょうか。
まずは、藤田嗣治の顔画像や写真を次に調べていきたいと思います。



藤田嗣治 顔画像、写真

藤田嗣治のプロフィールが分かったところで
藤田嗣治の顔画像、写真を見ていきたいと思います。

藤田嗣治の顔画像がこちらになります!

藤田嗣治はおかっぱ頭がトレードマークだったようですね。

そして、眼鏡に上唇の髭、太い眉毛…この容姿は、
イギリスの喜劇王「チャップリン」にもどこか似ているような気がしますが。

日本人らしい顔立ちや容姿の象徴ともいえる藤田嗣治ですが、
藤田嗣治の活動場所は、20代後半から日本ではなく、主にフランスのパリになります。

パリで一体どういった活動をされていたのか。
藤田嗣治の作品にはどのような代表作が生まれたのか。

次に、気になる藤田嗣治の活動内容を見ていきたいと思います。



藤田嗣治 活動内容

藤田嗣治の活動内容を調べていきたいと思います。

藤田嗣治は画家としてフランス、パリで活動し、
日本人で初めて国際的にも評価を得た優れた画家と評されています。

藤田嗣治を象徴する画風の1つに「乳白色」を使った絵画があります。

モディリアーニ風からキュビズムなど、様々な絵画が生まれ、
見るものを魅了しては、その世界観は色褪せることなく後世へと伝えられます。

藤田嗣治の独自の技法を取り入れながら編み出した「乳白色」は
世界も絶賛し、西洋画壇の絶賛を浴び、エコール・ド・パリの代表的な画家へと成長していきます。

エコール・ド・パリとはパリ派の意味を持つ画家を指します。
このエコール・ド・パリには、他にもエコール・ド・パリマリー・ローランサンやフアン・グリスが名を連ねます。

また、藤田嗣治の画風には「女」と「猫」がよく用いられ、
作品の中によく登場する画題になっています。

実際、いくつか藤田嗣治の作品を見てみると女性が登場しています。

調べてみると、藤田嗣治の作品の中に、
今回のGoogleロゴと似た猫の作品がありました。

藤田嗣治は猫を画題にした作品が多いことから、
今回のGoogleロゴも猫、藤田嗣治の作品に変更されていたと思われます。

藤田嗣治の世界観や絵画に触れるためにも、
次に藤田嗣治の作品、代表作を調べていきたいと思います!

藤田嗣治 作品、代表作

藤田嗣治の作品、代表作について調べていきたいと思います。

国際的にも評価され、独自に編み出した「乳白色」の技法は、
現在画家を目指す人、画家の道に歩む人であればご存知なのではないでしょうか。

そんな偉人の藤田嗣治の作品にはどういった絵があるのでしょうか。
代表作もいくつか見ていきたいと思います。



カフェにて(1949年:代表作)

藤田嗣治の代表作の1つ「カフェにて」

カフェでお茶をする婦人が、墨で何か手紙を書いている。
婦人だけでなく、ウェイターや奥のご老人など、

1つの世界がこの作品の中に描かれており、
今にも存在し得るような、不思議な感覚を覚えます。

この「カフェにて」は非常に有名な作品で、
現在、藤田嗣治の作品展が開催されていますが

その表の作品にも採用されるほど有名かつ人気の代表する1つです。

秋田の行事(1937年:代表作)

非常に巨大な絵画に秋田の祭りや
日常の躍動感溢れる大壁画は見るものを魅了して止みません。

これほどまでに絵画で「感動的」を覚える作品はあっただろうか。
今までの価値観や考え方も変えてしまいそうな素晴らしさが秘められています。

藤田嗣治の作品展、美術館にはぜひ一度足を運びたいと思いました。

私のプリンス

女性だけでなく、男性も描かれた絵画があります。

藤田嗣治の作品には絵画の中に住む住人が、
今にも飛び出してくそうな、「生きた」作品に思えます。

それほどリアルなタッチで、そして斬新かつ
新しい技法を用いながら描かれた絵画は「感動」を覚えます。

藤田嗣治 偉業、功績

これまで藤田嗣治の活動内容や作品、代表作を見てきましたが、
藤田嗣治の偉業、功績をまとめてみたいと思います。

日本人の画家として、日本画の技法を油彩画に取り入れ、
「乳白色」という独自の技法を編み出した結果、世界的にも認められる画家へと成長した藤田嗣治。

日本画の技法は世界が注目し、日本のレベル、
絵画に対する考え方も変えたのが藤田嗣治の功績ではないでしょうか。

古典派、印象派や近代、現代美術などの様々な
芸術は生まれ続けていますが、その中の1つに日本画の藤田嗣治は世界で認められました。

この世界に対する影響力こそが藤田嗣治の最大の偉業、
藤田嗣治のこれまでの軌跡を標した証ではないかと思います。

そんな偉業を成し遂げた藤田嗣治の大回顧展が実施されています。
次に藤田嗣治の大回顧展についてもご紹介しておきたいと思います。



藤田嗣治 「没後50年 藤田嗣治展」

藤田嗣治の「没後50年 藤田嗣治展」についてご紹介していきます。

藤田嗣治の50年を記念して、京都国立近代美術館にて、
藤田嗣治の大回顧展が開催されています。

【場所】〒606-8344 京都府京都市左京区岡崎円勝寺町26−1

開催期間は、2018年10月19日(金)~12月16日(日)の約2か月。
藤田嗣治の作品や代表作はもちろん、藤田嗣治の歴史にも触れることができます。

世界も絶賛した藤田嗣治の作品、代表作を一度見てみてはいかがでしょうか。

まとめ

藤田嗣治(ふじたつぐはる)の顔画像やプロフィール、代表作や功績、偉業についてご紹介してきました。

おかっぱ頭がトレードマークの藤田嗣治、
独自の技法「乳白色」にて日本人で国際的にも評価を得た優れた画家。

その作品は見るものを魅了し、独自の世界観や画風が壮大に広がっています。
現在、藤田嗣治の展覧会も開催されていますので、

藤田嗣治の人物、作品が気になる方は一度見てみてはいかがでしょうか。
改めて、藤田嗣治の生誕132周年を記念して敬意を表したいと思います。