ハー ゴビンド コラナという人物をご存知でしょうか?
2018年1月9日、Googleロゴがハー ゴビンド コラナの画像に切り替わっていました。
生誕96周年ということでGoogleロゴが祝っているようです。
ハー ゴビンド コラナとはどういった人物なのでしょうか?
そして、ノーベル生理学・医学賞を受賞したその研究分野とはいったい何か?
このブログでは、ハー ゴビンド コラナの人物像や功績、影響力にこれまでの軌跡などご紹介していきたいと思います。
ぜひ、分子生物学の道に進まれている方は、ハー ゴビンド コラナの人生に触れてみてください。
ハー ゴビンド コラナとは?人物像や職業
まず始めに、ハー ゴビンド コラナの人物像や功績を見ていきたいと思います。
出身:イギリス領インド帝国 パンジャーブ州
生誕:1922年1月9日
職業:アメリカの分子生物学者
功績:遺伝暗号の翻訳とタンパク質合成
現在のインドに生を受け、その後アメリカへ渡り、職業をアメリカの分子生物学者として研究に従事。
研究機関には、マサチューセッツ工科大学やブリティッシュコロンビア大学など
有名な大学、研究機関に所属していたエリート研究者だったようです。
研究分野としていた「分子生物学」の領域で科学者であれば一度は目指す、
「ノーベル生理学・医学賞」を受賞し、さらにはリンドン・ジョンソン大統領より国家栄誉賞まで授与された功績があります。
そんなハー ゴビンド コラナの研究分野である「分子生物学」とはどういった分野なのでしょうか?
聞きなれない研究分野ですので、次に調べてご紹介していきたいと思います。
ハー ゴビンド コラナの研究分野である分子生物学とは
それでは、ハー ゴビンド コラナの研究分野である分子生物学とは一体どういった研究分野なのでしょうか。
分子生物学とは、
生命現象を分子を使って説明(理解)することを目的とする学問である。
引用元: Wikipedia
有名なところでテレビや雑誌などで一度は見たことがあるかと思いますが、
DNAを表したらせん状のモデル、あれも分子生物学が基となり発表されたモデルです。
分子生物学の研究が進めば、細胞よりさらに最小の生命現象が解き明かされるため、
遺伝子組み換えによって起きうるウイルスや癌などの細胞の問題解決の一助となるようです。
薬学や製薬会社に大いに役立つのも分子生物学の領域ということです。
そんな分子生物学において、ハー ゴビンド コラナが発見した研究内容というのが、
「遺伝暗号の翻訳とタンパク質合成」
生理学および医学の分野で最も重要な発見を行ったとして受賞される、
ノーベル生理学・医学賞を受賞したハー ゴビンド コラナの功績についても少し触れたいと思います。
ノーベル生理学・医学賞を受賞したハー ゴビンド コラナの功績
次に、ノーベル生理学・医学賞を受賞したハー ゴビンド コラナの功績について見ていきたいと思います。
1968年度のノーベル生理学・医学賞を受賞していますが、実は、ノーベル生理学・医学賞以外にも
受賞した賞、功績がありますので一部ご紹介したいと思います。
1968年 ルイザ・グロス・ホロウィッツ賞
1968年 リンドン・ジョンソン大統領より国家栄誉賞を授与
1968年のうちに以上の賞、授与を受けていたことが分かりました。
ちなみに、ルイザ・グロス・ホロウィッツ賞とは、
コロンビア大学によって、生物学、生化学の分野の基礎研究において、顕著な貢献を行った研究者または研究者のグループに毎年与えられる賞
引用元: Wikipedia
つまり、ハー ゴビンド コラナらが発表した分子生物学の内容が、
非常に優れた内容であり、研究者のお手本にもなる貢献度合いであったということになります。
一方、ノーベル賞を受賞した研究内容が、「遺伝暗号の翻訳とタンパク質合成」ということで、
そもそも遺伝暗号の翻訳とは何なのでしょうか?
遺伝子にあたるDNAは、遺伝情報を暗号化して保持していることが分かっています。
そして、タンパク質の生合成を「翻訳」と専門用語では呼ばれており、
タンパク質の生合成には、トランスファーRNA(tRNA)やリボソームが必要であることが解明され、
ハー ゴビンド コラナらは、遺伝暗号は塩基3文字ずつの言葉で書かれていることを明らかにしました。
引用元: Wikipedia
これが称えられ、重要な発見を行ったとしてノーベル生理学・医学賞の受賞に至ったようです。
ハー ゴビンド コラナとは誰?ノーベル賞受賞者をGoogleロゴが祝う! まとめ
ハー ゴビンド コラナとは誰?ノーベル賞受賞者をGoogleロゴが祝う!についてご紹介してきました。
数々の賞、授与を受けてきたハー ゴビンド コラナの功績は世に大きな影響力をもたらし、
現在の分子生物学にも影響力をもたらすほどの人物であることが分かりました。
日常的に聞きなれない「分子生物学」の研究に勤しみ、
昔の偉人の功績によって、現代社会は成り立っているものだと思います。
2018年1月9日でハー ゴビンド コラナの生誕96周年にあたります。
「分子生物学」の研究分野を推し進めたハー ゴビンド コラナに敬意を表します。