夏になると必ず現れる「蚊」
蚊と聞いただけで刺されてもいないのに痒くなるのは私だけでしょうか?
人間にとって何のメリットもない蚊は邪魔なだけ。
吸血され、刺されると痒くなり掻きむしると腫れてしまう。
そんな蚊の寿命って知っていますか?
意外に知らないのが事実です。いずれは力尽きるだろう、と
考えても寿命がどのくらいなのか、分かれば我慢できますよね?
この記事では、蚊の寿命、家の中、車の中でどれくらい生き延びるのか、
さらに、蚊の対策までご紹介していきます!
蚊の寿命ってどれくらい?
実は、蚊の寿命というのは、卵を産む「雌」と「雄」とで
寿命の長さが違うことが報告されています。
その理由として、
雌は生涯で1~4回産卵することから寿命が延びていると言われている。
それでは、雌と雄の寿命について見ていきます。
蚊の雄(オス)成虫の寿命
雄は約10日間の寿命と言われていますが、
孵化後数日で力尽きる蚊もいるようです。
蚊の雌(メス)成虫の寿命
雌の寿命は、なんと約40日間!最短は10~15日のようです。
さらに、吸血して次の吸血をするのに3~4日間のインターバルがあるようです。
つまり、連続して吸血することはなく、
吸血後枯渇するまではインターバルがあるようです。
連続して吸血されているように思うのは、
別の蚊に刺されていることが可能性として挙げられます。
家の中、車の中での蚊の寿命はどれくらい?
家の中、車の中だからといって、寿命が縮むことはなく、
雄は10日間前後、雌は40日間前後になるようです。
蚊を見つけてあいつは雄だから10日間で力尽きるから待とう!
という発想もありかもしれませんが、蚊は様々なウイルスを媒介し、
人間の血を吸います。放置していると危険な目に遭うこともあり得ます。
蚊を放置しないで、適切な対処と対策をしっかり行いましょう。
蚊の最も多い種類と吸血行動について
蚊の対策に移る前に少し、蚊の種類や行動について見ておきたいと思います。
蚊の種類はさまざまなですが、その中でも最も多いとされるのが「アカイエカ」
と呼ばれる全国に分布生息する蚊の一種です。
このアカイエカは、夜行性で夜間に刺しに家までやってきます。
蚊に刺されやすい血液型ってあるの?
昔よく蚊に刺されやすい血液型が話題になりました。
一般的に、刺されやすい血液型は「O型」
刺されにくい血液型は「A型」と言われています。
しかし、その後の研究、検証でも科学的根拠を示せる資料はなく、
刺されやすい、刺されにくい血液型があるという説は否定的である。
引用元: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB
蚊の対策、忌避する有効な方法について
蚊の寿命が分かったところで、
力尽きるまで待つのではなくしっかり対策、忌避処理していきましょう。
蚊の対策、忌避する方法1 蚊取り線香を焚く
最も有効かつメジャーな方法が「蚊取り線香」になります。
夏になるとドラッグストアの店先で所狭しと陳列棚に
蚊取り線香の商品が並べ始めます。
蚊取り線香は蚊に有効なのか?という疑問視の声も聞こえてきそうですが、
蚊取り線香の有効性については下記記事にてご紹介していますので
合わせて見ていただけると理解が深まります。
蚊の対策、忌避する方法2 対策グッズを購入しておく
現在では、スプレータイプのものから、吸引タイプ、
昔ながらの対策カーテン、屋外用の吸引機など様々な対策グッズが出回っています。
蚊取り線香も有効ですが、あの独特の匂いが苦手だという人が多くいます。
そのため、それ以外での蚊の対策に有効なグッズも人気のようです。
対策グッズのご紹介は下記記事にて詳しく行っています。
ご覧いただけるとその種類と多さに驚かれると思います。
蚊の対策、忌避する方法3 蚊の成長する環境「水」を取り除く
蚊は「水の中」で成長します。
蚊の幼虫を「ボウフラ」と呼びますが、
これが成長して成虫になった完成形が「蚊」になります。
このボウフラが水の中で成長して成虫になるため、
水を取り除けば、蚊そのものが出現しないことになります。
注意したいのは、屋外ベランダを有している家。
水溜まりや水瓶、水をしいてはいませんか?
すくすく蚊が成長する環境がないか、確認して、
水を取り除くことも蚊の対策につながります。
蚊の寿命と家の中、車の中でどれくらい生き延びる? まとめ
蚊の寿命についてご紹介してきました。
厄介な蚊は卵を産む雌で約40日間と意外に長いことを知り、
しっかり対策をしなくては、その間ずっと吸われ続けることになります。
蚊取り線香は有効な蚊の対策になります。
蚊取り線香が苦手だという方は、今では様々な対策グッズが出回っているので、
気に入った対策グッズを使って、しっかり対策を行いましょう。
これら、蚊の対策を呼び掛ける理由には、
蚊にはデング熱など吸血活動を通じて感染する恐ろしいウイルスを有しているため、
早めの対策が必要です。
この夏、楽しい思い出を蚊のせいで壊されないように
しっかり、対策、忌避していきましょう!