日本初上陸となった外来種「ヒアリ」に続き、
2017年7月12日、名古屋港飛島ふ頭に
毒を持つ外来種「アカカミアリ」が発見されたと環境省より報告が入った。

立て続けに、外来種のアリが本州に発見され、
世間を賑わせ、その水際対策に注目が集まっている。

この記事では、アカカミアリの特徴や
危険性、噛まれた時の対処法について解説していきます。



アカカミアリの特徴とは?

アカカミアリは、アメリカ合衆国南部から中米を原産地として、熱帯、亜熱帯に生息する。

日本では、小笠原諸島の硫黄島、沖縄本島や南鳥島、伊江島などに
定着する特定外来生物に指定されている。

体長は、3~5ミリ程度と日本のアリに比べ大型なのが特徴。
体色は赤褐色で頭部は褐色とヒアリに似ている部分がある。

草地、裸地になどの開けた環境、土地に生息し、土の中で営巣する。
食性は、草の種子や小型節足動物も捕食する雑食性。

同属の近縁種アカヒアリとの区別するポイントとして、
頭盾前縁の歯が2本であること
が報告されている。

アカカミアリの危険性はあるの?

アカカミアリもヒアリ同様、針に毒を持つ外来種。

攻撃的で巣に刺激などを与えると、防衛のため集団で咬みつき、腹部の針で刺してくる。
刺されると激しい痛みを伴うがヒアリほどの毒性は高くないとのこと。

しかし、毒性がある以上、噛まれないように万全を期した方がよいのは間違いない。

アカカミアリに刺されるとどんな症状が出るの?

刺されると、毒によって非常に激しい痛みを覚え、
水泡状に皮膚が腫れる
ことが報告されている。

さらに、ヒアリ同様、刺されると
アレルギー性のショック症状「アナフィラキシーショック」を引き起こすことも報告されている。

実際、日本でもアカカミアリに刺され、
強度のアナフィラキシーショックを引き起こした例が過去にあるものの、
死亡例は報告されていない。

そのため、針の毒性はヒアリより低いことがうかがえる。



アカカミアリに刺された時の対処法、予防策について

アカカミアリに刺された時の対処法として、
「アナフィラキシーショック」を引き起こす恐れがあるため、
ヒアリ同様、激しい運動は避け、安静にすること。

そして、病院へ受診することが望ましい。

刺されないための予防策としては、

  • 肌を露出しない(特に足)
  • 農作業をする際はプラスチック製の手袋着用
  • サンダルなどアリが侵入しやすい靴を外に置いておかない

人間からしてみたら小さなアリでも
毒を持っているため、子供のいる家庭は特に注意が必要である。

アカカミアリ まとめ

アカカミアリの特徴、刺された時の対処法、予防策について解説してきました。

アカカミアリはヒアリほどの毒性は持たないものの
毒であることに違いはないため、十分注意が必要である。

そのため、予防策を念頭に入れ、
アリ対策の殺虫剤などを常備することが賢明であろう。

小さなアリが日本を脅かしつつある。
水際対策でアリを駆除できるか、全てがかかっていると言っても過言ではない。