2017年7月4日、国内で初めて「ヒアリ」と呼ばれるアリが
見つかったと環境省より発表があった。

猛毒を持つアリ「ヒアリ」の発見を受け、アリ対策剤などの殺虫剤を手掛ける、
フマキラー株式会社の株価が急騰するなど世間を騒がせた。

ヒアリとはどういった昆虫なのか、その猛毒とはどういった症状が出るのか、
今後の動向に注意したい「ヒアリ」について解説していきます。



ヒアリとは?特徴と危険性について

別名「アカヒアリ(火蟻)」とも呼ばれるアリの一種。
体色は赤褐色で頭部は褐色。南米大陸原産で特定外来生物にも指定されている。

つまり、日本には生息しない昆虫ということになる。

繁殖能力を持つ女王アリは、
一般的な働きアリに比べ、倍近い体長の約1㎝になると言われている。

アメリカでは、毎年100人近い国民の命が
ヒアリによって奪われている報告もあるほど危険性が高い。

では、危険な「猛毒」とはというった症状が出るのか。
事項で解説していく。

ヒアリに刺されるとどんな症状が出るのか?

ヒアリは、その性格から攻撃的で、お尻に強力な毒針を持っている。
その毒針は、火傷のような激しい痛みだけでなく、
「アナフィラキシーショック」を起こすことも言われている。

アレルギー性のショック症状「アナフィラキシーショック」は、
呼吸困難や意識不明に陥ることもあるため、命に拘わる危険度は高い。

さらに、スズメバチなどと同様、強いアレルギー反応を起こし命を落とす危険性もある。

ヒアリの毒針は、7~8回相手を刺すことが出来るとの報告がある。



国内現在までの確認状況について

最初に発見されたのが、2017年5月26日に兵庫県尼崎市において発見。
同6月9日に環境省よりヒアリであることが確認発表された。

続けざまに、下記都道府県にて確認されたと発表。
・6月18日 兵庫県神戸市
・6月30日 愛知県弥富市
・7月3日  大阪府大阪市

全てに共通するのは港の近く。コンテナなど海外からの輸入、積み荷と
一緒に運ばれたことが予測される。

そして、恐れていたことが現実に。
東京都環境局は同7月6日、東京湾の大井埠頭のコンテナ内で「ヒアリ」が100匹近く発見されたと発表。
関東地方でヒアリが発見されるのは初めてとなる。

猛毒を持つアリ「ヒアリ」 まとめ

日ごろ、特に注視しないアリ。
ほんの小さなアリが猛毒を持っているなんて考えたことはあるでしょうか。

今回のニュースを受け、フマキラーのアリ対策剤を求めるのは賢明であるが、
環境省からの発表にも注意して見ていきたい。

さらに、ヒアリの特徴、危険性を今一度確認しておきたい。

何気なく発見したアリ、それがヒアリかもしれない。
国内でのヒアリにより事故が起きないことを祈るばかりである。