ここ数年でコンビニの「イートイン化」が進み、進化を遂げている。

コンビニ大手のミニストップは、創業当初から全店舗にイートインを設置し、
2014年には、業界初のお酒が飲めるイートインスペース「cisca(シスカ)」を開業。

イートイン化を進めることで、激化するコンビニ業界に差別化を図った。
さらに、お酒を解禁することでブーム「ちょい飲み」の波に乗るべく、さらに差別化を狙った。

老若男女問わず、現在では多くの消費者が利用しており、
ミニストップだけでなく、その他コンビニ大手も次々に参入を図っている。

この記事では、進化するイートインの魅力や使われ方、
今後の動向についてご紹介したいと思います。




コンビニのイートインとは

テイクアウトと違い、買った商品、飲料品を店内で飲食することを指す。
飲食する場所を、イートインスペースと呼ぶ。

今までコンビニの形態は、道路沿いの1階に出店し、ほとんどがガラス張り。
道路に面した売り場は、雑誌置き場となっており、立ち読み客でにぎわっている様を見せて、
消費者を呼び込む狙いがあった。

しかし現在では、この道路沿いのスペースが
イートのカウンターインスペースに変わりつつある。

それは、食事を取る女性客が外から見えることで、
女性客やより幅広い年齢層の客を呼び込む効果につながると期待を寄せているとのこと。

今、コンビニ大手がイートイン拡充に力を入れている。

中には、2階建てのコンビニを出店。2階はすべてイートインスペースとなっており、
売り場面積を抑えてまでイートインスペースを作るコンビニも出始めている。

イートインの魅力、メリット、使われ方とは




使われ方が自由であり、誰でも気兼ねなく利用できる点が最大の魅力ではないだろうか。

一人でランチ、一人で昼寝、一人で仕事、一人でスマホ、など利用者のほとんどが「お一人様」。
イートインスペースはお一人様ブームにも貢献する空間でもある。

中には、仕事のクライアントと商談する使われ方や
主婦同士が集まって女子会のような催しを開いたり、
カップルの待ち合わせに利用されたり、使われ方はさまざま。

さらに今後は、ソファ席を増やしたり、キッズスペースを設けたり、
地域の特性を活かしたコミュニティーの拠点になる場所を目指しているとのこと。

また、利用者の層、活用例が広がるだけでなく、売上にも貢献するケースがある。
人が人を呼び、また人を呼ぶ「集客効果」が期待され、さらに「ついでに買う」効果も期待される。

昼下がり、カフェよりコンビニのイートインスペースの方が気軽で
手軽なため利用する消費者も増えてきている。

イートインの現在の普及具合は

コンビニ大手ではすでに導入を始めている。
導入実績も年々増えてきており、ミニストップのcisca(シスカ)をはじめ、
様々な新しいサービスが展開されてきている。

コンビニ各社もイートインスペース導入に前向きなコメントを開示しているようだ。

コンビニのイートイン まとめ

最近コンビニにイートインが増えてきたと感じたのは間違いではなかった。
ただ、飲食をするだけでなく、様々な層を呼び込む集客効果もあり、
滞在時間を伸ばせばついでに買う心理が働くため売上にも寄与する。

進化を遂げるコンビニ業界が、さらなる進化を仕掛けている。

カフェや居酒屋などの飲食業界にとって、勢力図に大きな変化が訪れるのも
そう遠くはないかもしれない。