毎年行われる「住みたい街ランキング」
引越しを考えた時、一度は聞いたことのあるランキングであろう。

ニュースなどでも取り上げられるほど知名度の高いランキング。
ランキング順位を参考にして、住む場所を選ぶほど。

不動産屋やオーナーもほぼ必ずチェックするランキングが、
大きな変化を迎えようとしている。

今年2017年の栄えある1位に選ばれた人気の街とは?

この記事では、住みたい街ランキングから見えてくる
現在の消費者の移り変わりについても解説していきます。



2017年の住みたい街ランキング(関東版)1位は?

毎年上位ランクインの常連「吉祥寺」「恵比寿」が今年も選ばれるのか、
と思いきや実は意外な街が1位となった。

それが、「池袋」である。

池袋は、新宿からも山手線で数分の距離にあり、乗り入れる路線は、

・JR東日本(山手線、埼京線、湘南新宿ライン)
・東京メトロ(丸ノ内線、有楽町線、副都心線)
・東武線
・西武線

4つの鉄道会社、8路線が乗り入れるビッグターミナル駅である。

上位ランクインの常連は、
恵比寿は7位に、吉祥寺はなんと9位に転落。

では、なぜ「池袋」が1位に選ばれたのか?
そこには、現在の社会を取り巻く環境の変化が見えてくる。

2017年で1位に選ばれた理由とは?

主な理由の1つに「住みやすさ」が挙げられる。

例えば、新宿や渋谷は、池袋同様何路線も乗り入れるビッグターミナル。
一見住みやすそうに見えるが、上位にランクインはしていない。

この違いは、住みやすさ、つまり生活する上で必要となる、
必需品や生活用品が簡単に揃うかどうかが重要になってくる。

新宿や渋谷は、実はスーパーや消費者のライフ環境が乏しく、
さらに、家賃も割高物件が他の街に比べて多い。

オフィスビルは何棟も建てられ、オフィス環境としては十分整っているが、
消費者のニーズを満たす環境が揃っているかと言えば、疑問符が残る。

一方、池袋は駅を境に東西に特色が分かれており、
大型商業施設、飲食店街、大学まで数多く揃う環境が整っている。

さらに、スーパーやライフ環境も充実しており、
新宿の中心に近い割に、住環境も整っているのが受けているようだ。

また、池袋周辺は都心エリアでも比較的賃料が安いので、
職場の近くに住みたい人にはうってつけな場所でもあると言える。

ちなみに、前回上位ランクインした「武蔵小杉」は
今回も3位と上位に登場。

武蔵小杉は現在タワーマンションが乱立してますが、
住環境も整っており、ファミリー層に受けて引き続きランクインしたと考えられる。



ランキングから見えてくる現在の住環境への意識の変化について

その他のランクインした街を見てみると、
中野や三鷹など都心南西部(城南・城西エリア)に位置する駅が数多くランキング上位に登場。

一方、湾岸エリアに位置する、豊洲や有明エリアは上位に登場せず。

賃料の高騰に加えて、湾岸エリアに住むより、
都心南西部に位置する内陸方面に住みたいという意識にシフトしているのかもしれない。

住みたい街ランキング(関東版) まとめ

2017年の住みたい街ランキング(関東版)について解説してきました。

意外な変化に驚きつつも、消費者が現在何を求めているのか、
今の消費者の社会環境を上手く捉えた、ランキングになっていると思います。

今回の変化で池袋にスポットが当たるのは必須であると考えられます。
また、都心南西部にも注目が集まることでしょう。

ランクダウンした吉祥寺や恵比寿もとても良い街ですので、総合的に見て
今回のランキングを引越しの参考にしてみてはいかがでしょうか。