「今年の自由研究は、星・星座の観察をまとめたい!」

でも、やり方も必要な道具も分からない…
どこからともなく聞こえてきそうながっかりした声ですね。

この記事では、自由研究で星・星座の観察をまとめるために
必要な道具やまとめ方まで全てご紹介していきます!

今年の自由研究もさっさと終わらせて楽しい夏を満喫しましょう!



自由研究で星・星座の観察をまとめる上での手順、流れ

まず最初に、自由研究で「星・星座の観察」を選んだあなたに
自由研究をまとめて提出するまでの流れ、手順をざっくりお伝えしておきます。

この自由研究の目的をはっきりさせておく

最も大事。この「自由研究の目的」を最初にはっきりさせておきましょう。

・星座の動きを観察して星座について理解を深めたい
・星の動きを観察して地球と月との関係を明らかにしたい
・星座の知識を深めたい

なんでも構いません。星、星座の観察に興味を持つあなただから
すぐに目的は思い浮かぶと思います。

何を観察するかを決める



では、次に何を観察するかを決めます。

星、星座には数多くの星空が広がっています。
それらすべての星を観察するのは不可能なので、
何を観察するか絞った方が後々まとめる時も楽になります。

有名なもので「夏の大三角」にあたる
はくちょう座「デネブ」、わし座「アルタイル」、こと座「ベガ」
を観察するのがメジャーかと思います。

他にも北斗七星の軌道を観察することや、
流れ星を観察するのでもよいでしょう。

何を観察したらいいか分からない時はこちらが役に立ちます。

観察する頻度(観察回数、時間帯など)を決める

次からは実際の観察方法に入ります。

・観察回数
・観察する時間帯

これらを決めましょう。

観察回数は、1週間のうち、毎日行うのか、
それとも曜日を決めて観察するのか。規則的に行わなければ正しい計測は取れません。

毎日が無理なら曜日を決めて星、星座の軌道を観察して、
その動きを捉えましょう。同じ曜日を選んだのは、「比較」を行うためです。

先週の何曜日はこのような動きをした、同じ曜日の今日はこんな動きをした。
だから、あの星座の動きはこのようになっている、と結論、考察も楽になります。

さらに、観察する時間帯も規則的に行いましょう。
夜の時間、夕食を食べ終わった時間帯など、観察しやすい時間帯がいいでしょう。

無理なく、できる範囲での観察が望ましいです。

観察するための道具を揃える

では、観察するために必要な道具についてご紹介していきます。

観察に必要な道具 天体望遠鏡

天体を観察するためには天体望遠鏡が必要です。
しかし、必ず必要なものではなく、より正確に、いろんな星座を
観察したい時にのみ揃えておけばいいです。
今では数千円の天体望遠鏡も売っているのでこの際に買っておくのも良いかもしれません。

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観察に必要な道具 星座版

こちらは必須です!かならず揃えておきましょう!
これが無ければ星の観察は難しいです。
星の動き、月の満ち欠け、太陽の動きまで観察できる優れもの。
理科の実験でも必要になるので購入しておきましょう。

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観察に必要な道具 星座の本

事前知識としてつけておく目的でも星座の本はあってもよいと思います。
星座の本を読むだけで星空に興味を持つ子供が増えます。
自由研究だけでなく、子供の好奇心も発達するためおススメです。

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観察に必要な道具 スケッチブック

スケッチブックは最後にまとめる時、観察中にも使える万能ノートです。
ノートにマス目が入っているのでノートも取りやすく、
イラストや絵も描きやすいです。1冊あれば十分です。準備しておきましょう。

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観察に必要な道具 メモ帳

スケッチブックがあれば、メモ帳は必要ないかもしれませんが、
ちょっとしたメモにメモ帳があった方がよい時があります。あれば助かる程度です。

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自由研究の完成イメージを持っておく

最後になりますが、自由研究の最終ゴールは「先生に提出する」ことです。

そのため、今までやってきた自由研究をまとめる作業が必ずあります。
観察がすべてではありません。まとめることも自由研究の1つです。

まとめ方も事前にどういったまとめ方をするのか、した方がいいのか、
考えた上で自由研究の星の観察に取り掛かった方が賢明です。

最初と最後、しっかり頭に入れて観察に入りましょう。

星、星座の観察の仕方、日々のまとめ方について

大まかな星、星座の観察の流れについて解説してきました。

必要な道具や目的、何を観察するかは冒頭で簡単に触れているため、
すでい決めた上で、実際の観察の方法についてここからは解説していきます。

まだ道具を揃えていないという方は道具を揃えて観察に臨みましょう!

星座版を使って星、星座の動きを観察、メモに取る



星座版を調べたい星空の方向に向けてかざすと
星座版と星空が一致する星がいくつか現れます。

その星が何なのか、観察したい星、星座なのか確認した上で、
その星空の方角や特徴、光具合を細かくメモを取っていきます。

注意点として、晴れていればすぐにわかるかもしれませんが、
曇っていたら星も空も見えませんので、その日は中止にした方がよいでしょう。
諦めて次の日にトライです!

前回の観察から変化があったかコメントを残しておく

また、同様の条件下で観察を行います。
同じ方角、同じ時間帯、同じ晴れの日であること。

何かが前回と異なる、変化しているはずです。
星が動いている、光具合が異なる、別の星が出現した、などなど
なんでも構いません、前回と異なる、変化したことをコメントで残します。

ここで、コメントで残すことが実は大切です。
簡単な箇条書きや一言で済ませては、最後のまとめの時に思い出せません。

コメントで文章で書いておけば思い出すことも
そのコメントをそのまま最後のまとめにも活用できるためおススメです。

「観察」して「変化」を探してコメント残す、この繰り返し

星、星座の観察というのは、毎日同じことの繰り返しです。

その繰り返しを行って変化を探していくことが「観察」であり、
実験や研究といった分野の学問につながります。

そのため、飽き性な人にはこの自由研究は向かないでしょう。
実は、星の観察は、毎日同じことを行って変化が楽しめる人が最も向いています。

星、星座の観察を終えての最後のまとめ方について

それでは、最後のまとめに入りたいと思います。

時系列にまとめる

まとめ方はまず「時系列」にまとめましょう。
いつの何時、どの方角から観察、次の日はいつの何時に、と
時系列でまとめてきたと思いますので、それをそのまま時系列にまとめます。

観察時の特徴を書いていく

観察する度に残しておいた星空の特徴も合わせて書きます。

観察前と後での変化を書いていく

残しておいたコメントがあると思うので
そのまま代用すればよいですが、観察前との比較から変化した点をまとめます。
この変化した点を書くことが最も重要な部分になります。

変化した理由と自分なりにまとめる

変化したことだけでなく、
変化したその理由を自分なりに書きます。

この「自分なり」というのが非常に重要で、
今後実験や研究に興味を持って行っていくと必ず問われる質問です。

最後に考察、感想を書く

自分なりにまとめた内容が「主観」であれば、
考察は「客観」になります。

この2つの要素があって初めて研究は成り立ちます。
そして、最後の感想を述べて締めとなります。

自由研究で星、星座の観察で必要な道具、まとめ方を紹介 まとめ

自由研究で星、星座の観察で必要な道具、まとめ方を紹介してきました。

星、星座の観察で最も大切なことは「継続」することです。
毎日とまでは言いませんが、継続的に観察していく必要があります。

1日2日で出来上がる自由研究ではありません。
毎日の積み重ねによって、成り立つ研究です。

そのため、飽き性、楽をしたい人には少し向かないかもしれません。

今からでも十分間に合います。
自由研究で星、星座の観察をしたいと考えている人はぜひこの記事を参考に
取り掛かってみてください。星空はいつでもあなたの観察を待っています。