去年ほどから急激に人気を出した「ふるさと納税」。

多くの方がふるさと納税を利用したことかと思いますが、
利用すると必ずしなくてはいけないことがあります。

それが「確定申告」です。
会社勤めの方なら一度は聞いたことがあるかと思いますが、
実際個人で申請したことのある方は少ないのではないでしょうか。

そこでふるさと納税の確定申告についてご紹介します。

確定申告が必要な人、そうでない人

ふるさと納税をした方は確定申告をする必要があります。


ふるさと納税の確定申告

まず、ふるさと納税の仕組みを簡単にご説明すると
寄付した金額のうち2,000円を超える金額が所得税・個人住民税から控除されます。
控除を受けるために、確定申告が必要になります。

確定申告の申請種類には大きく3つあります。

手書きで作成

確定申告書等作成コーナーで作成

電子申告(e-tax)で申告

最も簡単な方法は3つ目の電子申告になると思います。
ネット上で申告書を作成し、ネット経由で申請することができ手軽にできるのが最大のメリットです。

しかし、電子申告には注意が必要です。

それは、申請書作成にカードリーダーや住民基本台帳カード(住基カード)が必要になることです。
さらに、昔であれば住民基本台帳カード(住基カード)が必要でしたが
現在はマイナンバー(個人番号カード)がこの住基カードの代わりの役割を担っているため
通知カードではなく、個人番号カードのマイナンバーの申請が必要です。

手間に見えますが、
一度申請してしまえば後はネット上で申請できるようになるためおススメです。

パソコンが苦手な方は3以外の申請方法で税務署へ出向いて
申請した方がよいかと思います。


ふるさと納税 確定申告の期限は?

3月15日(水)が申請期限となります。
この期限と過ぎた場合どうなるか?特に問題はないと思います。
申請時必要書類が増えるくらいで控除はされますのでご安心ください。


ふるさと納税に限らず、確定申告が必要な場面はいくつかあります。
確定申告の共通することは、必ず申告をしようということです。
ふるさと納税の場合、申告をしなければ控除を受けることができません。
特産品を受け取っても控除を受けられなければ、もったいないですよね。

確定申告は初めての方には少しハードルの高い作業ですが、
慣れてしまえば次回以降スムーズにできますので
最初の壁だけ乗り越えて、すらすら申請していきましょう!