セルゲイ エイゼンシュテインという人物をご存知でしょうか?

Googleロゴがセルゲイ エイゼンシュテインの生誕120周年として、
2018年1月22日に変更されていましたね。

映画のフィルムのようなものが描かれているので、映画監督なのか、
映画関係者なのか想像してしまいますが、いったいどういった人物なのか?

このブログでは、Googleロゴに描かれたセルゲイ エイゼンシュテイン
人物像や功績、職業など分かりやすくご紹介していきたいと思います。

セルゲイ エイゼンシュテインが気になった方はぜひ読み進めてみてください。



セルゲイ エイゼンシュテインとは?人物像や職業について

それでは最初に、セルゲイ エイゼンシュテインの人物像や職業について見ていきたいと思います。

セルゲイ エイゼンシュテインの基本情報を下記に示しておきます。

名前:セルゲイ エイゼンシュテイン(Sergei Mikhailovich Eisenstein)
生誕:1898年1月10日
出身:ロシア帝国領リガ
職業:ソビエト連邦の映画監督、脚本家

調べていくと職業が映画監督であることが分かりました。
Googleロゴのあのフィルムのような絵は映画監督を指していたのが分かります。

GoogleロゴのDoodleサイトでは、セルゲイ エイゼンシュテインを下記のように紹介しています。

Known as the father of montage ? the film technique of editing a fast-paced sequence of short shots to transcend time or suggest thematic juxtapositions ? Eisenstein deployed arresting images in sequences of psychological precision. His films were also revolutionary in another sense, as he often depicted the struggle of downtrodden workers against the ruling class.

直訳すると

モンタージュの父親として知られている – 時間を超越したり、テーマの並置を示唆するような短いショットのペースの速いシーケンスを編集するフィルムテクニック – アイゼンシュタインは心理的な精度のシーケンスで画像を配置しました。彼の映画はまた、支配階級に反して抑止された労働者の闘争を描写していたので、別の意味では革命的だった。

この中でモンタージュという言葉が出ていますが、モンタージュとはいったい何なのか?
モンタージュ理論について、次に触れていきたいと思います。



セルゲイ エイゼンシュテインが確立したモンタージュ理論とは

セルゲイ エイゼンシュテインが確立したモンタージュ理論とはいったい何なのか?

映画業界に精通している方ならご存知かと思いますが、
簡単に説明すると、映画を撮る時の技法の1つであり、脳の特性を利用したマインドコントロールとも言われています。

元々はモンタージュとは、フランス語で「組み立て、はめ込み」という言葉の意味を持ち、
このモンタージュ理論の1つを確立したのもセルゲイ エイゼンシュテインになります。

その名も、「エイゼンシュテイン・モンタージュ」
この対になるモンタージュが、「グリフィス・モンタージュ」

当時の映画界をリードし、現在でも映画編集の基礎として受け継がれるその技法は、
セルゲイ エイゼンシュテインの作品にも使われるほど有名なものでした。

それでは、モンタージュ理論を確立した有名な映画とは?

そして、セルゲイ エイゼンシュテインはどういった映画を撮ってきたのか。
脚本家としても歩んだセルゲイ エイゼンシュテインのその人生の作品、映画を見ていきたいと思います。



セルゲイ エイゼンシュテインの監督作品について

次に、セルゲイ エイゼンシュテインの監督作品について見ていきたいと思います。

先にご紹介したモンタージュ理論を確立した映画というのが「戦艦ポチョムキン」

セルゲイ エイゼンシュテインについて調べていくといくつも検索にヒットしたキーワードです。

そのモンタージュ理論が使われているシーンが群衆が階段を下りるシーン。
1925年ソビエト映画になりますので、レンタルショップにも置いていないかもしれませんが、
見つけたらぜひ見てみてください。

映画監督、脚本家を目指すからなら指南書的な映画になることは間違いなしです。

天才監督ともいわれたセルゲイ エイゼンシュテインの映画は、
その他にも数多くの作品が世に出回り、当時の映画界の礎を気づいたと言っても過言ではありません。



ブリュッセル万国博にセルゲイ エイゼンシュテインの作品が選ばれる

モンタージュ理論を確立した「戦艦ポチョムキン」が、
ブリュッセル万国博に選ばれるなど、その映画、技法、脚本家として功績を収め、

ますます世の中、社会への影響力は高くなりました。

また、映画だけでなくエッセイ集などの著書もあり芸術全般に長けた人物であることが分かります。

当時は、セルゲイ エイゼンシュテインを目指して映画監督に転身する人や目指す人も増え、
多くの映画が生まれていったことでしょう。

世の中への影響力のある方は、後世にも伝えられ、その記憶は人の記憶にも刻まれていきます。

セルゲイ エイゼンシュテインとは誰?気になる方に分かりやすくご紹介 まとめ

セルゲイ エイゼンシュテインとは誰?気になる方に分かりやすくご紹介してきました。

映画編集の現在でも基礎となる「モンタージュ理論」を確立し、
ブリュッセル万国博でも選ばれるセルゲイ エイゼンシュテインの作品や

世の中への影響力も高く、多くのファンに囲まれ生誕120周年を迎えました。

このブログでも、セルゲイ エイゼンシュテインの生誕120周年をお祝いし、
これまでの映画界をリードしてきたセルゲイ エイゼンシュテインに改めて敬意を表します。